50記事投稿目標ブログ

50個の記事を投稿する事を目標にブログを開設しました。

2 リトル・モスラ

Gというとゴキブリの隠し言葉が浮かびます。

 なんで、ゴキブリという単語も使ってはいけないのでしょうか。名前くらい普通に使ってもいいような気もします・・・。「ジー」とか「ヤツ」とか読んでいる人を見ると寒い気持ちになり、ゴキブリと名前を出さないことになんの意味があるの?とその人を下らない人間だと下に見てしまいます。人を下に見る私が100悪いのですが、ゴキブリをゴキブリときちんと読んでくれれば私はこんなことで困ったりしないです。

 名前を呼んではいけないのは、ハリーポッターのシリーズの「名前を呼んではいけないあの人」という人がいます。ハリーポッターは途中までしか話が分からないので結局本名が分からないままです。「名前の分からないあの人」です。最近は、大学の頃の友達の苗字や名前が思い出せません。

 虫の話ですが私は昆虫が嫌いです。バタフライ、キャタピラー、アント、レディバード、ビートル、スパイダーと色々いますが全て嫌いです。異形がすぎるからです。目がつるっとしている。背中もつるっとしている。足は多く返しのようなものが付いている。口の周りにちいさい手みたいなのが付いている。卵を産む・・・などなど、特に見た目が苦手です。

 昆虫はグッドデザイン賞作品で、非常に機能的なデザインをしていると聞いたことがあります。その角度からなら昆虫を受け入れられるかなと思い本をよんだことがありますが、全然無理でした。昆虫が小さくて本当によかった、私が160cmで虫が1cm位なのでサイズ的には私が優っています。神に感謝です。

 和室に縮小版モスラが迷いこんできたときは、怖かった。次にはおばあちゃんが素手で握りつぶしていました。縮小版モスラ、グラマーな蛾はランキング高いです。羽の鱗粉と肉感的なお腹がうわっとなります。おばあちゃんすげー!すげー!と騒いだらおばあちゃんちょっと照れてた、カワイー!

 一人暮らしのアパートに縮小版モスラが迷い込んできたときも、怖かった。夏で網戸にしていました。サッシと網戸の隙間をぬって入り込んできました。ヴヴと羽音が聞こえて嫌な予感がしたのですが、縮小版モスラを見た時のショックは忘れられません。助けてくれるおばあちゃんはいませんので、実家や友人に電話しまくりました。結局だれも捕まらず、コンビニに殺虫剤を買いに行きました。その時、部屋着のうっすいTシャツを着ていたもので下着が全開に透けていました。泣いた下着の透けた女性が殺虫剤を買いに来る、コンビニは大変な職場です。そして殺虫剤を部屋に巻き散らかして、モスラが弱ったのは確認しましたが最後仕留めることができないまま、見失ってしまいました。羽音は・・・ヴ・・ヴと聞こえていました。姿が見えないままなので諦めて寝ました。

 翌日、デスクと壁の間にモスラが死んでいるの発見しました。夜中にパニックになっているときには、モスラは鶏卵位の大きさに感じたのですが、実際に見てみると1.5cm程度のものでした。そして、近くの壁に緑色の卵が20個くらい産み付けてありました。「ヒィーー!」モスラは死の直前に産卵をて母モスラになっていました。外でやってー。緑の卵には殺虫材を振りかけ、固い紙でこそげとりました。卵はとびっ子のもう少し小さい位のもので、固かったです。船や大きい岩についてるフジツボ並でした。

 

 忘れられない虫との闘いです。